まいさんの日記

まいさんが、趣味的な記事を書くところです。はてなダイアリーの「まいさんの日記」のから引っ越しました。

過去のイベント配置図や中国麻将の話題は、「 まいさんのホームページ DTI版」へ  
Twitter(@maisan_t)もやってます  

諏訪方面旅行記(2)

 東方イベント「御射宮司祭」あわせで諏訪方面に旅行してきたレポート、その2です。
 24日は日没以降の行動ですし、25日はイベント参加のため写真はほとんどありません。

24日、諏訪大社下社秋宮〜下諏訪温泉

 木落坂を出たことにはほとんど日が落ちてしまったため、春宮と秋宮の両方に訪問するのは諦めて、一方のみに行くことなりました。Mさんのすすめもあり「秋宮」の方に行くことになりました。
 門前の駐車場に止めて、境内へ。いまは拝殿は改装工事中で見ることができませんでした。このあたりで18時を過ぎたため、門前の土産物店などは既に閉店しておりました。

    • 楽殿。特大の注連縄が特徴


 日はとおに落ちてますが、フォトレタッチでそれなりに見えるようになったかな。

    • 楽殿の中を撮影。なかなか神秘的な雰囲気です


 拝殿は既に工事区画の壁の向こうで全く見えず。手前の御柱二本と、神楽殿などを見物。正面右手の御柱の近くには絵馬を掛ける場所があったのですが、かなり多くの東方ネタの描かれた絵馬があった様子。個人的には、絵馬についてはどうこう思うことはないかな。
 当日は、境内で鑑賞用の菊の展示などが行われていたので、そちらもじっくり拝見。厚物(大菊)や大きな前垂れの懸崖物、一文字、管物といった代表的な花が並んでおりました。懸崖や小菊に関してはまだ花が少なく、見頃はもうちょっと先なのかも知れません。
 そんな秋宮でしたが、改装中と言うことや夜間ということもあり、割りと早くに見るところが無くなってしまった感じ。続いて、下諏訪の温泉へと向かいました。
 いくつか候補があったのですが、秋宮から近い「遊泉ハウス児湯」に行くことに。入浴料は220円と(都内の銭湯などに比べて)非常に安い。中は、普通の銭湯の形式。お湯はたぶん熱めかな。うちは熱い湯は好きなのでなかなか気持ちよかったです。また、カランの席がすぐに埋まるほどで非常に賑わっていました。お客はお年寄りと親子連れが多い印象。
 Mさんの話では、下諏訪には「銭湯」形式の温泉がいくつかあるそうで、「遊泉ハウス児湯」は中でも大きなところらしいです。その他、地元の人しか知らないような穴場もあるらしく、次回行くことがあればそのような湯にも入りたいですね。
 一方の上諏訪も温泉地ですが、こちらは「銭湯」という形式はでなく、基本的に地元の人が月極で入湯権を買って利用する方式らしいです。外からの観光客で、温泉だけ入りたい人はホテルや旅館などの温泉を使わせてもらうような感じだそうです。

24日、晩ご飯〜宿泊先へ

 温泉の後は晩ご飯。Mさんの家の近くの焼き肉店へ。

    • 下諏訪の「南大門」というお店


 定食で腹ごしらえ。全く諏訪っぽくない食事だったかも。でもおいしかったです。
 食事の後は、宿の方に向かいます。今回、宿泊での旅行を決めたのが直前であったことや、諏訪湖ハーフマラソンなどのイベントと重なったこともあり、近辺の宿はほとんど取れませんでした。そこで、少々移動に時間がかかりますが、松本駅近くのホテルを予約していました。
 駅までMさんに送って頂いたのですが、その道中では「中央本線の単線区間の話」「普通列車が30分から1時間に一本しかない」といった話をしました。「単線区間」は、中央線の茅野〜岡谷間の区間で、輸送力の障害になっているという話もあるが、下諏訪〜上諏訪あたりは地形的に複線にするのが難しいことらしい。「普通列車の本数」は、ちょうど通勤時間帯だったため、それほど待たずによいという話もしていたが、平日と土休日の時刻表が違うというのは、おもに都会だけの物であるといった話も。「田舎だと、『土日は運休』ということはあっても、時刻表は大きく変わらない」とか。どれも知っている話ではあったけど、こちらが電車を利用すると急に実感となる感じも。
 明日の会場の下見?も兼ねて、岡谷駅まで送ってもらい、そこからJRで松本まで移動。松本までは約25kmですが、普通列車塩尻で特急の通過待ちを行うため、所要時間は40分程度。Suicaは使えないので、切符を買って乗車。電車にはほとんど毎日何かしらに乗りますが、近距離乗車で券売機で切符を買ったのは本当に久しぶりかも。
 ホテルは、ごく普通の小さなビジネスホテル。駅近くと行っても、繁華街とはちょっと離れており、よく言えば静かなところでした。

25日、宿泊先〜岡谷

 JRの本数が少ないため、普通列車の時刻にあわせて移動。松本駅を9:40頃に出て、岡谷駅に10:20ごろつく列車で移動。
 岡谷駅のロッカーに大きめの荷物を放り込みます。岡谷駅でのロッカーは(同じような行程の参加者が多いと思われたため)埋まっている可能性も考えたのですが、幸いにも若干の空きがあったのが良かったです。やはり即売会は身軽で参加したいからですね。
 駅では、「御射宮司祭へ参加の方は、帰りは混雑するので切符をあらかじめ買っておいて下さい」というような案内をしておりました。岡谷駅は券売機が2台、(指定席発行機が1台)で、ICカード類も使用できないため、確かに帰りは混みそうですからね。

    • 岡谷駅。地方都市の小さな駅ですね。


 ララ岡谷は、見た目は駅前の立派な商業施設ですが、以前入っていた「イトーヨーカドー」が撤退してからはほとんどが空きテナント。今回2F部分を全面イベントに使用できたのはそのおかげなのでしょうけど…。

25日、御射宮司祭〜昼飯

イベントレポート詳細は、26日の日記にて

 ララ岡谷の駅側の入口には、イベントのスタッフがおり、一般参加列を5階に誘導しておりました。5階の屋上駐車場ではすでに一般待機者が並んでおり、その3列目の最後尾に着席。だいたい時刻は10:25くらいでした。
 会場までちょっと時間があったので駅近くを散策。会場近くの商店街では、「御柱綱打ち」のイベントが行われておりました。振る舞い酒などもありましたが、そちらは遠慮して少々見物。
 11時前に会場に戻ると、行列が次の列に並び始めたところでした。
 12時に開場。中はかなり広く、サークル間もゆったり作られておりました。今回は少し財布の紐ゆるめで勝手回りました。折角の遠征ですからね、ここでないと買えないようなものもいくつかあると思いますし。氏子販売物の「お饅頭」と予約していた「神渡 大吟醸『諏訪の風神』」も購入。
 14時くらいまでサークルを見て回ったところで、一度外出「御柱綱打ち」を見に行きました。ちょうどその時点で、Mさんからの電話があり、これ以降は2人で見て回ることになります。
 「御柱綱打ち」を一通り見たとは、ララ岡谷の屋上の「痛車」見物。十数台の痛車が来ているようで、Mさんは熱心に写真を撮っておりました。

    • カタログ裏表紙にも載っていた「主催の痛車


 全面に絵を配したもの、ステッカーや文字などをワンポイントで決めたもの、車内のデコレーションまで気を使った(?)ものなど、いろいろな車があり楽しませてもらいました。
 15時近くなり、遅めの昼飯をということになり、Mさんの車で移動。晩ご飯も別に行くことにしていたので、軽めの食事と言うことで、名物のラーメン店「哈爾浜ラーメン下諏訪役場前店」へ。大変おいしかったです。
 イベントで買った本、サークル「かんたんのゆめ」の『秘封るる部 諏訪版』にものっている店ですね。(昨日の温泉なんかも載っていました)。この本は、非常によい本でして、地元のMさんもかなり気に入ったようです。購入時に頂いた、『「東方的」諏訪観光マップ』というA4のペーパーの説明や、本文の文章など一通りみて「よく調べてある」と感心されておりました。
 そうそう、前回のレポートのも描いたのですが、今回買った本の中で大いに笑ったネタがありました。
 「日本ワルワル同盟(有馬啓太郎)」のコピー本「凍らない勇気」です。(この本は、紅楼夢のコピー誌にネタを加筆で頒布という形だったようです)この本の最後にあった「諏訪巡りオマケ劇場」の中に、諏訪大社上社前宮の茶店「茶処 山里」のオープン前にお邪魔したネタでした。そこの店のおばさんと思われる方に「どうやったらお客さん来るかしらねえ」と聞かれてオタク話をした後、最後に

「窓際と庭先に蛙の置物を− メニューには”ゆっくりしていってね”と書くべし!!」
本当にやっているのか否か−誰か見に行って下さい

とありました。たしかに昨日見ましたね。

    • 前宮の「茶処 山里」とメニューの拡大


窓際に蛙の置物も見た記憶があります。(「けろけろけろっぴ」のような感じでしたが) そっちの写真も撮ってくれば良かったと今さらながら後悔です。同人誌の方も紹介できればいいのですが、誌面丸コピーは問題かなと思いますので、買った人だけ楽しんで下さいね。
 そんな話をしつつ、昼食は終了。会場に戻ったらちょうどアフターイベントが開始になる頃合いでした。

25日、御射宮司祭アフターイベント

 イベントのメイン、恒例のジャンケン大会でした。
 今回も大量の景品が用意されたみたいでした。(がたいの良い)魔理沙の司会で、ジャンケンはどんどんと進みます。今回の方式は2段階選抜。時間がない時の定番の方式です。

アフターイベントの景品争奪ジャンケンの基本ルール
景品を希望する物はまず起立
司会とジャンケン(その場で挙手した状態でジャンケン)
勝った者だけ残し、負けとあいこは着席(この繰り返しのため「スクワット大会」とも言われる)、以下数回繰り返し
ちょうどひとりだけ勝ち残る場合は滅多にないため、人数絞られたあと、勝者1人を決める方法には大きく2つ
(1)時間がある時→司会とジャンケンで2〜4人くらいまで絞り込み、そこからは勝ち残った者同士でジャンケン
(2)時間がない時など→司会とのジャンケンである程度(数人〜20人程度)まで絞った時点で、勝ち残り者だけが別に集まり、別のスタッフで(1)の方式などによる決勝戦を行う。(その間、メインの司会は次の景品のジャンケンに進む)

 さて、獲得した景品ですが、今回は色紙を1枚頂くことが出来ました。今回は一般参加のサークル「P.S.D!」の火燐さンが描かれた諏訪子の色紙でした。裏面は、たぶん、銅螺子さんの「さしみ猫」な風神録キャラほぼ全員が描かれていました。(署名されてなかったけど、特徴のある絵柄(キャラ)ですのでたぶん間違いない…かな)
 なお、一緒に参加したMさんは、お菓子「諏訪湖豆」ほか、2個の景品に勝ち取っていました。
 景品は、最初の方はほとんどが色紙、最後の方の景品は、ポスター、大型パネル、等身大POPや御柱の切りだしなどの豪華な者が出品されて、会場を大いに盛り上げていました。
 アフターイベントは18:20頃に終了、Mさんと夜ご飯に向かいました。

25日、晩飯〜帰宅

 このあたりの名物と言えば、うなぎと言うことで地元の店、釜口水門近くの「天竜」へ…行ったのですが、既に品切れでのれんが下ろされておりました。
 次のおすすめとして、下諏訪の「小林」へ。19時前という時間帯でしたが、こちらもいくらかメニューで出せない者がある様子。鰻重をきちんとした店で食べるのは本当に久しぶりだったかも。さすがにおいしく柔らかくて良いものでございました。たまにはこういうのも食べないとダメですね。
 食事中は諏訪地方や関連のいろいろな話を聞きましたが、そのあたりは明日のレポートにしたいと思います。

    • 小林のお店の様子。ちょっと高めの店らしいが、都内とかに比べるとリーズナブル(と思う)


 食事後、1時間弱時間があったので、最後の観光、立石公園からの夜景見物へ。
 上諏訪から少々登った山の中腹にあるところで、諏訪湖上諏訪・下諏訪・岡谷・茅野あたりが一望できます。うーん、双眼鏡を持ってこなかったのが悔やまれますね。

    • 立石公園から諏訪湖などの夜景。コンパクトデジカメだとこれが限界…


 この写真だと、明るい部分は下諏訪の街。奥の左手方は岡谷市街。上諏訪の市街は写真手前の左側でここには写っておりません。
 そんなわけでそろそろ帰る時刻になりました。立石公園から上諏訪の駅までは車で10分とかかりません。


上諏訪駅から、最終となる「スーパーあずさ36号」にて東京へ帰りました。



 明日は旅行全体の感想や、色々見聞きした話、購入物などの紹介をしたいと思います。