こんにちは。
4年前の2020年の日記で自宅のインターネット環境の改善での件を書いておりましたが、その続報的な内容になります。
私の契約しているプロバイダDTIでIPoE接続サービスを使っているのですが、その仕組み(VNE事業者)として「OCNバーチャルコネクト」を使用していました。
DTIには他にも「v6プラス」というサービスもあり、これは契約コースやIPoEサービスに加入した時期によって異なっていたようです。ただ「OCNバーチャルコネクト」は一時期で、2020年の後半以降は「v6プラス」に一本化されているようです。
「OCNバーチャルコネクト」と「v6プラス」は、仕組みとしてはほぼ同じものですが、VNE事業者によって運用の違いがあったりで、回線速度は差違がありますし、時間帯によって速度制限などがかかっていることもあるようです。そしてうちが加入していた「OCNバーチャルコネクト」は回線速度的にはあまり評判が良くないものとなっています。
うちの環境では、夜間などでYoutube動画などがスムーズに視聴できないというような現象が見受けられました。
幸いにも、DTIは、「v6プラス」にも対応しているため手続きをすると「OCNバーチャルコネクト」からの変更ができるようです。
今回はその手続きと、移行のスケジュールなどを紹介したいと思います。
(1)申込:8/26 9:19
DTIのユーザサポートサービス「MyDTI」のお問い合わせフォームから申し込みました。
一般の問い合わせフォームで、サービスについてのお問い合わせでした。
送ってすぐ自動返信の受付メールを受信しました。
(2)DTIからのメール返信:8/26 10:15
DTIのサポート担当者よりメールで返信が届きました。
VNE事業者の変更自体わりとあるのかも知れませんが、必要事項を書いてメールに返信してほしいとの内容でした。
必要事項といっても、契約者名と(IPoEが切り替え中にネット接続するための)IPv4時代のPPPoEの接続アカウント情報を確認できるか(再発行希望か)についての確認のみでした。
(3)メール返信:8/26 11:02
PPPoE情報は保管していたので、名義等の必要事項を記載してメール返信。
(4)DTIから切換の手配完了のメール:8/26 13:11
(5)IPoE回線切断:8/26 13:40
突如インターネットの回線が切断した。
この時点でIPoEモードで動作していたホームゲートウェイが、IPv4 PPPoEモードで動作しているので、PPPoEアカウントをルータに設定。無事にPPPoEでインターネットに接続。
(6)DTIからサービス申込受付完了メール:8/26 17:42
以下の通り申込を受け付けました、という契約内容を記載したメールが到着。
(7)IPoEセッション復活:8/26 18:31
なお、このときは自動的にIPv4からIPv6に切り替わるため、回線切断に気付かずに5分後くらいに気付きました。
実際にホームゲートウェイのログを見ると、ひかり電話のセッションの切断接続が上記時間でした。
また、ホームゲートウェイでIPv4のPPPoEが無効化になっている状態も確認しました。
(8)サービス開始メール到着:8/26 19:01
サービス開始をお知らせするメールが到着。既に開通して1時間以上経っていた。
こんな感じで、朝一で申し込んで、夕方には回線(VNE事業者)の切り替えが終了しました。
VNE事業者が変更になっていることを契約情報から確認。
気になっていた回線速度につきましては、まだ丸一日程度しか使っていませんが、動画視聴などは快適になりました。
いままでYoutube動画視聴中に不意に止まったりして、見た目サーバ側のつまりのようにも見えていましたが、切換後は全くそのようなそぶりはありません。
速度計測サイトで見ても夜間のダウンロード速度は大きく向上しておりましたので、実際快適になったものと思われます。
アップロード速度はほぼ変化なしでです。
DTIのように、VNE事業者を変更できるISPは少ないかと思いますが、VNE事業者によって通信の快適度が変わることはわりと知られているようですので、高速なインターネット契約し、IPv6(IPoE)接続を考えている際は、そちらの評判が良いVNE事業者を利用しているプロバイダを契約するということも考慮すればいいかなと思いました。
注意点としては、メールアプリなどをIPv6用のサーバ設定等しているアプリ等があれば、IPv4(PPPoE)接続中はメールの送受信ができなくなるのことなどかな。