諏訪方面旅行記(1)
東方イベント「御射宮司祭」あわせで諏訪方面に旅行してきたレポートです。
はじめに
今回の旅行では、二日間のほとんどを地元の下諏訪町に住む知人(以降「Mさん」と表記)に付き合ってもらいました。諏訪の観光地では、下諏訪駅にちかい下社などを除くと、ほとんどが車でないと不便なところのため、車であちこち連れ回して頂けたのはとても助かりました。Mさんは、東方については全くご存じない方ですが、逆に地元目線で色々観光地の説明をして頂いたのが興味深かったです。
東方関連だけのいわゆるありきたりの聖地巡りでなく、ちょっとした観光地みたいなところも行き、バランス良く回れたと感じております。
24日、上諏訪駅到〜昼食
新宿10:00発の「スーパーあずさ13号」で上諏訪まで移動。あずさ名の中でも停車駅が少ない便で、上諏訪まで約2時間ちょっと。うとうとしていたら着いたという感じです。
駅の裏手でMさんと合流、まずは車で諏訪湖の方に移動しました。
残念ながら、この二日間は天気が曇りがちで、遠望の写真はぱっとしない物になってしまいました。湖岸をしばらく散歩した後、お昼ご飯として諏訪インターの近くの「おぎのやドライブイン」へ。
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- 「おぎのや」では、定番の釜飯(みそ汁付き)
じつは、10年ほど前にここで同じく釜飯を食べた記憶があります。そのへんの思い出なども話に。ここのドライブインはお土産販売が充実していたので、Mさんとともに見て回りました。並んでいた諏訪のお酒、花梨、蕎麦、寒天などをMさんに説明して頂いたりしてためになりました。
24日、諏訪大社上社前宮
食事の後は、まず「諏訪大社上社前宮」へ。おぎのやからは、車で五分とかかりません。下の駐車場に車を止めて、参拝に向かいました。なお、駐車場では東方ファンと思われるステッカーの貼った車を見かけました。(この車は、うちらと同じように観光地を回っていたのか、以降何カ所かで見かけることになりました)
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- 階段を上り、社務所の近くから手水社などの方面
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- ほぼ同じ位置から、本殿方向への階段
社務所から本殿の方への参道は、田舎の一般道のような感じでした。
本殿の前に、少し手前にある「水眼」の方を見物。スペルカード『神符「水眼の如き美しき源泉」』などの元ネタであると思われます。
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- 本殿手前左手の「水眼」
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- 「水眼」の立て看板の拡大
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- 水面近くの撮影(1)
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- 水面近くの撮影(2)
このあたりの写真はMさんの撮影分。Mさんはカメラの趣味もあり、構図の取り方がうまい印象。水辺の写真が好きと言うことで、その中から一部を紹介しました。
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- 諏訪大社上社前宮の本殿、正面部分
もちろん、御柱の写真も何枚か撮りましたが、どうもうまい写真がないのでここでは紹介せず。ああいう細長い物の写真って難しい…。
さて、前宮の参道の横に真新しい茶店ができておりました。
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- 九月に出来たばかりという「茶処 山里」
ゆっくりしていってね。
すわこ
の文字がありました。ネタで勝負しているな…と思っていたのですが、この文字の件につきましては翌日の御射宮司祭で購入した一冊の同人誌に興味深い「元ネタ」があり、二度楽しめました。(この件については、当日のレポートで)
おもしろいネタも見られた前宮はここまで、次の観光地へ向かいます。
24日、杖突峠〜守屋神社
次は、守屋山の山麓にある守屋神社へ。ここの神社は御射宮司祭の公式サイトの会場案内地図に「目印」として載っていた神社でしたので、ちょっと見に行ってみたくなったというわけです。
途中の杖突峠の茶屋の展望台(標高約1180m)からは、本来なら絶景が望め、茅野の街の向こうの側は霧ヶ峰や八ヶ岳方面が見えるはずだったのですが、あいにくの曇り空で視界が悪く何となく山があるかもといった感じだったのが残念です。もっとも、近くの茅野市や諏訪湖方面を見るのにはそれほど問題が無く、それだけでも充分な絶景ではありました。地元のMさんに、あれは○○だ、と色々説明してもらいました。
峠の茶屋でトイレ休憩なども済ませて、守屋神社へ向かいました。地元のバス停の「古屋敷」というところのすぐ側でした。バス停はいわゆる終点のようで、バス停脇にはバスの転回場があり、車をそこに一時駐車して神社に向かいました。
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- 守屋神社の入口あたり、国道152線から見た感じ
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- 少し階段を上った参道のところ
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- 参道を進むと、階段があります
上に見えるお堂の裏に、さらに階段があり、小さな別の社殿があるのですが、こちらの写真は省略。
神社全体は山の中にある寂れた神社。建物などは少々荒れているようなところも。ただし、きちんと管理はされている様子。写真ではわかりにくいけど、寂れた感に風情があって悪くはなかったです。付近の紅葉も見頃でしたし。神社の入口付近にはドングリの生る木があって、大小の実が地面にぎっしり。
杖突峠の周辺もこの季節のドライブにうってつけという感じだったかも。地元の観光の地図によると、神社の脇には守屋山への登山道があり、守屋山東峰にある守屋神社の奥宮の表参道となっている様子。
24日、諏訪大社上社本宮
続いて、諏訪大社上社本宮へ。途中には「守矢資料館」もあったのですが、時間も少なくて今回は通過。次回があれば是非訪問したいところ。
本宮の西側の駐車場に止め、西参道から神社へ入りました。
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- 西参道口の鳥居。みえる橋は「蛙狩神事」が行われる「階橋」
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- 参道の様子。この左手には「めどてこ」を収めた絵馬殿、右手には二の御柱がある
参道を進み、境内に進んだところに参拝所があります。奥には拝殿がありますが、こちらの方には入れません。当日拝殿では七五三と思われる親子連れが御祓いを受けていたようです。
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- 参拝所。一般の参拝はこちらで。手前右手には絵馬をかけるところも
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- 北参道側から外の境内を見たところ。
階段の親子連れは先ほど七五三の御祓いを受けていた方のようです。親子連れの去った後は、団体旅行の撮影写真も始まり、ちょっとした記念撮影スポットかも
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- 説明の看板。ちょっと読みにくい
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- 四の御柱。神社脇の山の中にひっそりと
参之御柱はもちょっと山に入ったところにあります
前宮が地域の神社(というか、地域全体で神社)といった感じでしたが、本宮は観光地の神社らしい神社でした。門前には土産物屋があったり、大型バスなどが止まれるような駐車場があったりとか。(それぞれ前宮には無し)。
もっとも、それぞれの良さがありました。同行したMさんも、「上社(前宮や本宮)来たことはなかった」ということもあり、そのあたりお互いよい観光になった感じがします。
24日、水門〜木落坂
諏訪神社関係での観光なら、木落坂を見よう、ということになり、諏訪湖の反対側へ移動することになりました。本宮から木落坂のある下諏訪の方へは、諏訪湖を東に回った方が(街中を通らないため)早く着くだろうと言うことで、岡谷方面から行くことに。その途中で釜口水門に立ち寄り。
釜口水門は、諏訪湖の唯一の流出口で、諏訪湖と天竜川の境になるところ。
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- 湖と川とで水位差があるため、船を通すための設備があり、その説明の看板
水門の両岸は公園になっており、北側にはうなぎ屋さんなども。また、Mさんの話では水門近くには「天竜川起点」の何か印があるらしいとのことでしたが、それは見つからず。水門近くの湖には噴水があり、水を出している時は相当な高さになるとのことでしたが、訪れた時は見られず。
次に、木落坂に向かいます。
岡谷市内を縦断しますが、さすがに地元の方の運転で、空いていると思われる裏道を通ってさっそく到着。残念ながら、到着した頃には日が傾き掛けておりました。
なお、木落坂とは下社の御柱祭で、山から切り出した御柱を一気に坂を落とす場所で、御柱祭の最大の見所になる場所です。普段はただの崖。坂の下には、国道が通り川が流れている。川の向かい側の堤防などは祭りの時は大変な人出になるとのことです。
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- 蹴落とし坂を上から見た図。かなりの急坂
坂は下からは道沿いに見られるのですが、下から見るのと上から見るのとではかなり印象が違います。
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- 坂の上にある社と、展示用の御柱
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- こちらは、坂の上の道路から案内などを見たところ
この時点で、日が落ちてしまい、この後に行った下社秋宮(春宮には行かず)では、ほとんど写真は撮れなかったのが残念です。
この後に訪問した秋宮、下諏訪温泉街、25日分は今晩(28日夜)にレポートします。