まいさんの日記

まいさんが、趣味的な記事を書くところです。はてなダイアリーの「まいさんの日記」のから引っ越しました。

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なのドン大会、参加レポート詳細版

※なんか末尾にゴミ(HTML)があったのでその部分を消去。
※あと、バイン(グレイプバイン)の情報はありません。(最近これで検索されまくっている様子)

 既に1週間ですが、前回のレポートはカードゲームとしての印象を忘れないうちに記述したため、ルール面等の感想がメインになってしまいました。幸い、本家の美月亭さんで全試合の対戦表などが掲載され、うちの参加したときに登場した手役などもはっきりしたこともあり、試合経過を中心にレポートします。
 詳細なレポートは書きたかったのですが、最近少々忙しかったこともあって伸びておりました。書かないって選択も考えたのですが、本日ひまな時間が出たので一気に書き上げてみました。

そんなわけで以下「第1回なのドン大会」の詳細版レポートです。
興味のある人は続きをどうぞ。

  • 会場まで

 天候はあいにくの雨。9時ちょっと前に家を出発。バスで移動です。初めてのるバス路線でしたが、バス1本でいける便利なところでした。ちょっと歩くけど。9時半頃に会場に到着。会場などをメモした紙を忘れた上、駅の反対方向から歩いてきたのでちょっと迷ったり。
 今回は友人のきろさん(大会のエントリーネームでは「きろろ」さん)と誘いあわせでの参加でした。そこそこ人見知りのうちは、やはり知り合いがいるってことは心強いです。特に最初のフリープレイで参加者募集のときなど。

  • フリープレイ時間

 とりあえず100点制でどんどん交代しながらのプレイ。まだ慣れていない人も多く、ルールを教えたり確認しながらのプレイでもありました。ルールでいくらか不明な点があったのですが、美月さんが細かく対応してくださっていたこともあり、かなり助かりました。うち的に勘違いしていたルールもけっこうありましたので。
 フリープレイでは、ゲームの流れと、どういった手役が作りやすいか、どういった手役を狙っているとどういった捨て札になるかを観察&考えながら遊んでいました。もっとも、偶然性に左右される割合が高く、はっきりとした傾向のでる「A’s」でもない限りあまり役に立たないかもという印象も。
 前日にきろさんと何回かテスト大戦を行ったり、4人分のカードを1人で並べてちょっとした研究をしており、いろいろと考えていたのですが…。

 うちの卓だけかもしれませんが、大会で頻発した「A’s」+「リーチ」、「バインド待ち」などがあまり発生せず、このあたりが大会での相手の手を読みきれなかった経験不足になったような気もしますね。(といっても、誰から上がっても点数が同じようになくなるゲームでは、基本的に自分の手役だけを考えるだけでいいという気もする)

  • 大会1回戦

 まずは、カードを引いて卓決め。うちは「ヴィータ」のカードで6番目の卓でした。同卓は、ささきさん、xyz777さん、なにわうぐぅさん。
 一番緊張したのはこの試合だったかな。観戦者もいなく全体的にも一番殺気立ってた瞬間かも。試合結果は、早リーチでささきさんが2連続でセットアップ(上がり)。役はどちらも「りりかるなのはA's」でした。恥ずかしながら両方ともうちがあたりカードを出してしまったのですが、ルール上全員から点が移動するので3人が同着の2位。2位決定戦ではうちがカードを引き当て幸いにも2回戦に進出となりました。
 試合終了が早かったので、しばらくは4人でフリープレイ。ここにいたって快調にセットアップしまくるささきさん以外…、まあお約束ではありますが。

 隣の卓では、美月さんが「高町なのは」の大役を聴牌していましたが、バインド待ちの軽い手に流されたて奇声をあげて走り回っていました。なかなか楽しい人です。

  • 大会2回戦

 1回戦勝ちぬけのささきさんと、別卓の勝ち上がりのOOEさん、KAYさんで2回戦です。1回戦敗退のGM研さんが得点記録係になったこともあり、点数計算や「あと○点で逆転」等のアドバイスがあり、盛り上がりました。どうもありがとうございました。
 1戦目はOOEさんが「封印解除」の役で上がりました。このゲームでは1人が上がると他の人のもち点は1勝負で感嘆に失ってしまうピンチ状態になります。ここで怖いのは、次戦でOOEさん以外のメンバーが上がりうちともう一人が0点以下になることです。
 そこで、2位の一人を足止めする作戦に行きました。うちにリイン含みで「A’s」の勝負手が入り、ドローで「バインド」を何回も引けたこともあり、ここで右側の方をバインドしまくる作戦*1でいきました。こうして2位争いのメンバーを実質3人から2人にします。トップが連続で上がる分には2位の位置は動かないのでこちらが上がるのは、それほど問題ではありません。
 この作戦が幸いしたのか、「A’s」を上がることができました。ここでトップになり、この時点で2人の3位のメンバーが5点しかなくなったため、あとどんな展開になっても2位以内が決定です。
 3戦目はOEEさんが役無し10点で試合を決めてきました。OEEさんは、現在3位の方が40点程度を上がると3位転落となりますので必要最低限の点数を取りに早く行ったと思われます。

  • 大会準決勝

 偶然にも準決勝進出者は1回戦の8卓から一人づつで構成されていました。先ほどの卓のOEEさんとつるさん、勇太さんがメンバーでした。再びGM研さんが得点係にいらっしゃいました。
 まずはつるさんが「デバイススター」の手役でセットアップ。次に勇太さんが「デバイスオン」でセットアップ。さくさく進むわりにうちの手札は全く冴えません。2戦目はそれなりの手役が手の中にできましたがあと1枚が出ませんでした。
 3戦目、得点的に40点を上がれば2位浮上ですが、逆に15点以上30点以下だと2位に届かない上、最下位が0点になるためある程度の手役を作り上げないと突破はできません。10点で流して次に期待とかもありますが、次で上がる各章は全くありませんので、手役を作る方針でいくしかありません。
 配札はバラバラでしたが、できたペアのカードをすぐに蒐集し、「デバイスオン」+「カートリッジ」狙いでセットアップを目指しましたが、トップの勇太さんのリーチが入ります。このゲームには「お流れ](流局)はありません。トップが上がると3位は確定ですので、とにかく手を進めてセットアップするしかありませんが、リーチ者にはとても間に合わずそのまま勇太さんがセットアップ。「A’s」に「リーチ」と「カートリッジロードx3」を入れた110点の大物手、大会中の最高得点役だったと思います。
 残念ながらうちはここで敗退でした。惜しかった。

 もう一方の準決勝は地味な熱戦。うちの試合が終わってもしばらく続いていたので観戦していたのですが、2〜5戦目は全て役無しの小場。これはこれでなかなか面白い試合でした。

  • 美月さんの罰ゲームお絵かき戦

 準決勝の裏で行われていたのですが、なかなか盛り上がっていたようです。
 残念ながら試合中でほとんど観戦&お絵かきは見られませんでした。

 200点制になり盛り上がりました。観戦者も多くカードを引くたびに「ざわざわ」といった感じでした。
 決勝まで残った上位者の手筋というのもなかなか面白く、参考になります。流石に上位者だけあって、手役を絡めて進めるのが上手いという印象でした。最後は、つるさんの「A’s」が決まり、ゲームが終了しました。

  • 大会終了後

 表彰式とアンケート記入などつつがなく。
 時間が予定より早く終わったので、1時間ほどフリープレイの時間がありました。午前と同じく、きろさんやその他と参加者と代わる代わる遊びました。準決勝の不調が嘘のようにセットアップできたのはお約束です。

  • 終了と撤収

 あっという間に終了時刻になり、撤収となりました。人が多いので、机の移動も早いですね。
 机を片付けて参加記念品を受け取って帰りました。カードは「菜のドン」の予備カードで『はずれ』1枚、そして差し替えようの絵柄別バージョンが2種6枚でした。
 そういえば、「なのドン」のルールブックの冊子をたぶん現地に忘れたらしい。ルールは既に頭に入っているし、得点表は当日配られた冊子にもありますので、それほど不住はしないのですが、ちょっと残念。最近忘れ物が多いなぁ。

  • 帰途

 終了後は、参加者6人ほどで駅前のほうで食事をして帰りました。「なのドン」の話、「なのは」系イベントの話、「なのは」同人誌の話などいろいろお伺いすることができました。同人系の話では、「なのは」はここのところジャンルとして勢いがあるので、作る方も買うほうも気合の入り方が違うなあ…という印象です。先月と去年の神戸の「なのフェス」イベントの話が聞けたのは興味深かったです。近場の人は皆13日の「なのは」系イベントにも参加するようです。ひっそり会場でなのドンをやるって人がいたので、うちも機会があれば参加するかも。
 帰りが電車乗を乗り継いで帰宅。家に帰るといろいろの疲れが出てすぐに轟沈でした。(前回の日記の時刻が編なのはそのせい)

 そんなわけで4連休が終了したのですが、ゴールデンウィークの最後を、こういった楽しいイベントで氏めくることができてよかったです。ほんの6時間程度のイベントでしたが、考えてみると面白いゲームを考案してイベントを企画するというのは並大抵のことでないですね。美月さんの行動力はとてつもないなあと感じました。

*1:「バインド」はその人の次の手版が1回過ぎるまでいっさいゲームに参加できなくなる。右側の人は自分から見て一番順番が遅いのでそのぶん長い時間足止めが可能。逆に左側の人をバインドしてもすぐに番が回ってくるので効果が薄い