そんなわけで、今日も5冊無作為抽出。
さくっと紹介します。
の5冊です。
- 愉快なこがさな!(オムチキン)
小傘が「びっくり」を求めて早苗につきまとうという、筋としてはよく見かけるお話です。でも、いつもながらギャグのキレ、とくに表情の変化がよいです。小傘が可愛く可愛く描かれていて、最後に早苗さんが…。
爆笑的というより、お約束で安心して笑えるという方向ではレベルが高い本という印象でした。
- とう!ほう!(ぽんじゆうす?)
小ネタまとめ+美鈴のお話で1冊。
前半、いつものこのサークルのノリでした。そのうちキモイキャラが登場するかな?
後半の美鈴の話、美鈴の過去話はあまり読まないけど、荒くも熱く語られていた感じ。他のサークルさんだと、レミリアの方が圧倒的にカッコ良く描かれていることが多いけど、こっちでは美鈴主役。美鈴好きなので嬉しかったかな。
- 一鬼一優〜憂う魔人と笑う鬼神の物語〜(ナナシノ十字星団)
まだ完全に里の人から信頼されていない聖、そんな折に勇儀が里で暴れているところに出くわした…という感じで始まる聖のシリアスストーリー。
聖の心の動きを中心に話が進み、聖の理想とそれを理解する人がいて、短いながらも泣ける話。作者も今回の本でいいたいことは出せたと書かれていたのも納得の一冊でした。おすすめ。
- つまらない本(みずたたき!)
みずたたきさん「つまらない本」というおもしろい本でした。
『つまらない本』と書かれた不思議な魔導書の世界設定、この発想と、それを使ったストーリーが素晴らしかったです。パチュリーの心の中の話で進みますが、魔導書の魔法に対抗する様々な方法や解呪の方法など、感心しました。
レミリアとパチュリーの友情がベースにあったのですが、このペアは好きなのもうち的には嬉しかったところかな。
その本に書かれていた内容とされるもの、新たに見つかった魔導書、そのあたりのオチで楽しませてくれれ他ところもポイントかな。
絵柄も可愛く、ここのパチュリーはとくに好み。
- 惑星幻想郷(紅緑亭)
粗筋はあまり関係ない。全篇がギャグといういつもながら強力な一冊。
上げては落とし、パロディをやったり、強引なネタを展開したりと、テンポのいいギャグの連続。後半のオチがまた悩むようなネタでした。
絵柄で敬遠したらいろいろともったいない、楽しいサークル。
ではまた明日。