男性向を含む同人関係にアンテナを持っている人はご存知かと思いますが、どうも同人イベントで頒布物の規制を含んだ動きが行われているようですね。Mixiの同人関連の記事や2chで巡回している東方同人イベント板や、他のイベント板などでも話題になっていました。
話題には、『別イベントで問題があった余波』、『何らかの取材があるための措置』『館の担当者の移行』『都の方針が』『原因を作った犯人がいる』といった感じ。2chだけあって信憑性はないです。でも犯人探しでは、「コミケットin沖縄（通称リゾートコミケ）事件」*1を思い出します。*2
イベント主催者側からの告知としては11月24日に都産貿台東館で開催される「東方不敗小町４」が最初だったようで、東方イベント板でもいろいろ憶測を含んだ話で混沌としていました。東方ジャンルが、著作権者の二次創作の許可のあるジャンルであること、成年向は盛んでないジャンル、当日の会場全館での同人イベントが「小町」だけであることなど、規制されにくい要素が多い中…というのもありますね。
今現在イベントで、方針変更などを発表しているのは件の「東方不敗小町」と「コスチュームカフェ」を確認しています。内容は「小町」が『成年向の同人誌の頒布禁止』、「コスカ」が『見本誌チェック』と『成年向の有無をフロアで区切り、成年向けを頒布できるのは３Ｆの会場のみ』といったもののようです。
まだ、主催者と都産貿などの会場側との取り決め段階のようで、先々の方針が決まったわけではないようですが、規制強化の動きは世間の風潮からもある程度は感じられるところです。
今までも成年向けは18歳以上にしか頒布しないというルールはあっても、同じ机に並べていたりしてたわけで、かなり不完全と思われても仕方ないところでしょう。参加者を18歳以上に限定したイベントでない限り、ある程度の規制はしょうがないでしょう。
もっとも、「小町」の会場となった台東館については、以前から同人イベントに対して風当たりが強くなっているという評判もあり、今回のような措置は考えられることでした。まあ、同人イベント締め出しなども噂されていたので、そこまでいかなかったのもひとつのポイントかも。個人的には、エロい同人誌も好きですから、そういうものが頒布できるきちんとしたルールができるならそういうのもありかと感じます。まあ、エロも一般向けも作っているサークルさんは辛いと思いますが。
