まいさんの日記

まいさんが、趣味的な記事を書くところです。はてなダイアリーの「まいさんの日記」のから引っ越しました。

過去のイベント配置図や中国麻将の話題は、「 まいさんのホームページ DTI版」へ  
Twitter(@maisan_t)もやってます  

こみっくパーティ5巻とサークル参加

 電撃大王に連載されていた漫画「こみっくパーティ(作:犬威赤彦)」の最終巻(5巻)が出た当時、その巻がけっこういい話だったという感想を聞いたことがありました。連載も既刊の単行本もいずれも見てなかったのですが、「こみパ」という作品はもともと興味がある作品だったこともあり、その当時最終巻だけ入手していました。
 実際に読んだのは昨日なのですが、前に聞いた感想の通りいい話でした。

 この作品は元となるゲームがあるのですが、うちの知り合いの同人作家数名の間では、ゲームの「こみパ」は不評でした。ゲームの主人公の同人的成功が売れ線を描いて売り上げを伸ばすことであるため、「好きなジャンルで好きなモノを作る」のにこだわった作家にはその方向性を嫌忌したわけです。ただ、それはどちらかというとゲームシステムの話であって、シナリオ自体はそれほど嫌われてはなかったようです。漫画の方のこみパも当然ながらシナリオ重視で書かれるわけで、始めに書いた「けっこういい話」の感想してくれたのもその(ゲームの方を嫌忌した)作家さんの一人だったりします。

 その方の感想の詳細は忘れましたが、最終巻では詠美と主人公和樹の対立から導かれた同人作家(漫画家)としての大切さ、それと瑞希とのハッピーエンドまで非常に上手く書かれていたと思います。

 ちょっと前置きが長くなりましたが、うちが一番気に入ったシーンについて語ってみたいと思います。場面はラストシーン、参加者の一人がこみパの熱気に感化されて同人誌を作ってみようという気になるところです。ちょっと漫画的な発想とも感じますが、うちがサークルを始めたときの感覚とあまり変わらないのです。

 「こみパ」については、最初のゲームが出たときはそれに影響されて同人を始める人が少なくなかったと聞きます。そう考えると、影響大きかったですよね。勘違いさんもいっぱい出てきたのはご愛敬でしたが。