まいさんの日記

まいさんが、趣味的な記事を書くところです。はてなダイアリーの「まいさんの日記」のから引っ越しました。

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フタコイ・オルタナティブ

 12話と最終話みました。感想も2話分。

 前回までの流れで、ドイツ編がトンデモになるかと思ったのですが、意外にもうまく作られていたので一安心。ちょっと前回までがひどく書きすぎたのも反省。
 ただ、内容はドイツの必然性もないし、イカと謎の秘密結社の関係も前回までの前ふりが長かったわりには単純すぎで拍子抜け。いや、ここはシンプルでよかったと言った方がいいか。
 結局、結婚よりも秘密結社との対決に話が行ってしまったのはなんとも。沙羅が結婚を選んだところとか、3人で暮らすことについてもっといろいろやりあって欲しかった。橋のところでちょっと言い争っていたけど、沙羅の方はよく判らないし、もちょっとなんかあってよかったよなあ。
 最後の強力なボスとの対決はあっけない展開…。恋太郎が単身飛んで、ミサイルを避けながらボスに突っ込んで、ケリ一発で倒すところはやはりギャグなのでしょうか。まあ、戦闘シーンなどシンプルな方がいいからいいんだけどさぁ。

 場面場面でニコタマが出てきましたが、このアニメって背景とかストーリーにリアリティを出した演出をしてますよね。今回も商店街の再開発とか出ていたし、その商店街の人が人情あふれるとか。
 フタコイって一部ではかなりリアリティを外した設定をしてたし、双恋ってのも「ふたり一緒じゃダメですか」っていう、リアリティない設定だよねえ。だから、リアリティ重視の街の様子とかはずっと違和感でした。まあ、このアニメは恋太郎が格好いいってのがメインだろうから、残念ながら沙羅さん双樹さん、それにニコタマのみなさんはかっこよかったり、キマってたり、いい味だしてたり、ちょっとじ〜んと話があったりしたけど、けっきょくは恋太郎の引き立て役で終わっているが残念。

 通してみて、アニメとして面白かったです。技術の高さや動きの良さはなかなかと感じました。通したストーリーも、悪くなかったと思います。全ての置いて標準以上だったと思います。
 ただ、双恋の世界観を生かしてのアニメでなく、借りてきてのアニメだったことが、もともとの双恋が好きだった身からすると残念です。逆に双恋にあまり興味がなく、単純に面白いアニメを観たいとする方々にはなかなかよい内容で、実際に好評だったのはそこなのかなと思ってしまいました。