冬コミの本の感想、追加分

　そんなわけで、書店委託で購入したものを中心に６冊ほど選んでみました。
　いつものごとく、サークル名「誌名」（ジャンル）、サークル名敬称略です。

• FLIPFLOPs「異聞紅魔郷 後編」（東方）
  • 前編の続き。やはりこのサークルは話の作り方が上手い。キャラクターの動きも心情もめまぐるしく動いて飽きません。レミィが戦闘に敗れて霊夢に傾倒するところ、過去話からうまく繋がっていて面白かった。前半のパチェは良い味出してて好き。夏に出た前編は、強すぎる霊夢がチルノなどに対し「弱いものいじめ」しているという印象もあり評価を悪くしたのですが、今回は全くそんな感じはありませんですね。。
• みずたたき「モチヅキノコロ 中編」(東方）
  • 前編の続き。幽々子の夢と輝夜の昔話を紫さんがちょっと繋げる話でいいのかな。発想が面白いです。不思議な話を輝夜さんはいい感じで楽しんでいるて好感。幽々子と輝夜は設定では仲が良くないはず。その設定に反する物語が語られているのでどういう風な仕掛けが飛び出すか後編が楽しみです。
• りべるて「毛玉メテオ」（東方）
  • ここの本は相変わらず、謎な雰囲気。でもどうしてかうちを魅了してしまう何かがあるようです。毛玉と小さい魔理沙？が良い味出してたり。
• ACID CLUB EAST「笛 プリズムリバー一家の栄光と没落」（東方？）
  • 途中枠外にある『※この漫画は東方プロジェクトの二次創作漫画です』という一文がこの作品をよく著している感じ。もっとも、ギャグで突き抜けてしまってそのへんはどうでも良いかもしれない。東方本としてはどうかという感じですが、ついつい笑いながら読み直してしまいます。
• ａｐｒｉｃｏｔ＋「愛とか恋とかエトセトラ」（オリジナル）
  • 恋愛ものの短編２作。甘くてむずむずするよう、こういう話は好きです。短いながらもいろいろ技巧が凝らされていて、そういう面でも楽しめました。
• しあわせまんじゅう「スプーン銀さま」（ローゼンメイデン）
  • 水銀燈が小さくなってしまったことによる、楽しい日常を描いた話。銀様をはじめみんながジュンの家で仲良くなっている、よくある形ですが絵柄とお話のかわいらしさで印象に残りました。

　それでは次のイベントはサンクリ…はいけないので3/2でしょうかね。
　その前に夏コミの申込をやらないと…。