サンクリ新刊に例大祭新刊を含みます。いつものごとく、誌名(サークル名敬称略)でいきます。
- 10th Anniversary(ももんが生命隊)
- サークル「ももんが生命隊」さんの10年分の総集編。全部ではないですが、かなりの作品が載っていました。このサークル産もずっと買っているサークルのひとつです。懐かしい話があったり、懐かしい作家がゲストで書いていたりと、いろいろと思いだすこともあったり。作品傾向としては、しんみりしたのが好きかな。ギャグははずしているのが結構多く感じたりもするけど、ここの味なのでそれはそれで気に入っていたり。
- Love&SPANNER 自分についた嘘(トリオ・デ・イスパニア)
- ドキドキonらき☆すた(佐倉2號、負け組クラブ、GRINP、ぽんじゆうす?合同誌)
- らき☆すた合同誌。ここいらのサークル合同誌大好きそうですね。今回も各作家の特徴が出てて面白かったのですが、やっぱりうち的にGRINPさんの作品がいちばん気に入ったです。あと合同誌の罠として、別のサークルで「新刊下さい」って買ったらだぶっちまった(笑)。
- ricky-book vol.3(RICKY-TICK)
- 正しい!うどんの作り方(まいたけ企画)
- FOX2(つちねこ)
- ギャグでいつも笑わせてくれる、つちねこさんのなのは本。今回も、なのはにはやて達の鬼で悪魔な暴走ぶりが素晴らしいです。
- 八神家の人々(ひなたぼっこ倶楽部)
- 今回のイベントのなのは本ではいちばんお気に入り。はやてと4人の守護騎士との家族の絆を各キャラ一話とラストの一話で綴った作品でした。八神家の幸せが騎士たちにとって奇跡的なことであり、日常であることがしっかりとしたエピソードで盛り上げられていて読んでいてちょっと目頭にくるものがあった感じ。
- 東方バトルロワイヤル5(ACID CLUB EAST)
- 四本足と図書館の魔女(四つ星レストランおかん)
全体的にまったりなサンクリでしたが、「八神家の人々」「四本足と図書館の魔女」の2冊の印象が強く、収穫を感じたイベントでした。
この2冊は、家族愛を上手く表現していました。双方とも、何か端的な感動的エピソードを展開してたわけではないですが、何気ない日常のひとこまであっても丁寧に表現することで感動の域まで高めていました。愛のある家族では、日常のやりとりであっても、愛情がにじみ出しているという感じでしょうか。それだけでなんか泣けてきます。
また、RICKY-TICKさんのフリートーク本をはじめ、コピー誌などイベントでしか手に入らない傾向の本も多数ありました。最近、少々書店に頼りすぎていたところがあるのでちょっと反省している感じです。