まあ、よつばの。様あたりの話題からリンク先など拾い読み。話題としては「規制は今に始まったわけではないよ」が行き渡って既に下火ですが。今回の件は、よつばの。のkokkuri様の言葉のとおり
たぶん今回の件はデジャヴ感じてる人も結構多いのではないでしょうか。
という感じです。(唯一の引用箇所がここなのはどうかと思いますが)
うち的には、リーフの文言は以前からなんとなく知っておりました。こういうのをしっかり明言したのもアクアプラス(リーフ)などは先がけのほうだったかなと(もっとも時期的にインターネットの普及とかで、そういうのが公開できる場がメーカーが用意しやすくなったってのもあると思う)。
今回の改訂後の内容についてもひととおり読んでみましたが、丁寧でわかりやすい内容だったと思います。うち的には言葉通りこれが適用されるかどうかは置いておき、こういうガイドラインをきちんと設定するメーカーは好感が持てます。
同じくKeyの同人誌ガイドラインについてはメインところだけ抜粋しますと
Key製品を題材にした『二次創作物』につきましては、個人または同人サークル等、趣味の範疇で制作する場合に限り、表現を行う媒体を問わず一切の制限を行っておりません。
という感じです(引用文に続いて作品素材引用についての記述が続きますがここは省略します)。他のメーカーについてもこのようなガイドラインが主流だと思います。アクアプラスの場合、こまごまと記述した結果上厳しくなってしまった印象も受けます。(Keyにしてもどこにしても、書店流通について書けということになったら、アクアプラスのような表現にならざるをえないでしょう…)
今回のアクアプラスの改訂が特定の原因によるものでなく、不確実な点を正したかっただけなのかもしれません。うち希望的観測として、たとえば「書店卸については規約の改訂にかかわらず以前と同じスタンス(ガイドラインに抵触)で対応(ある程度黙認)といたしますが、一部の言葉の不正確をもってガイドライン抵触でないと認識する論調がありましたので今回このように言葉を訂正しました」みたいな。
しかし、版権物ジャンルで同人活動をする方は、こういう権利を持つ側の意向を確認せずに本を作るものなのでしょうか? こういう情報と、実際の規制がどの程度実行されているかを見ながら同人活動ってするものと思うのですが。右に倣えでどうにかなっている現状ってのもあるのですけど。
規制の厳しいジャンルってのは周知されていると思うし、同様な規制で根拠が法律になる「エロ」とかだとみんな意識しているはず。
…うちはリーフ系の同人の買う側としてけっこう古い方と思うので、2000年の規制の件やQOHの販売中止騒動になったこともリアルタイムで体験しました。
リーフに関してはそれまで同人活動容認であり、オンリーイベントに会社として出店したり、ゲーム「こみっくパーティ」に同人イベントの「こみっくパーティ」など何かと同人にフレンドリーさを感じていました。(これは今でもあまり変わらず感じています)
版権のあるメーカーからして同人が容認されるならこの程度の条件はあってもおかしくない、でもそれがリーフだったのは驚きだったという感じでしょうか。