新しい刺激と感想のこと
昨日買った本を含めて感想を書く本を選んでいます。で、チョイスするにあたっての基準が難しいのですよね。読んで楽しめた本だと「ほとんど」になりますが、抜群に面白い本となるとぐっと少ない感じです。
もっとも、これの原因はわかっていて、それは新鮮味の問題です。
どんなジャンルでも「初めて知った作家・作品」というのはたいへんな刺激的で、感動して感想を書きたくなることがあります。目新しいジャンルであれば、ほとんどの本にそう感じることもあります。
(初めて触れた)その作者の世界観やキャラクター感、ギャグの勢い、独特な描画法といったものは、初回の刺激はなかなか強烈なもので、感想の筆も進みます。結局うちにとってのいい作品の基準として新鮮さが大きく働いているということで、ここはちょっと反省したいところです。(これはある程度しょうがないところ。新鮮さの力は他のちょっとした魅力を凌駕するほど強いと思います)
そのため作家・作品のレベルが落ちてるわけでないのに、「斬新な設定やキャラクター感の作」→「いつもどおりの面白さです」と変化していき最後には「…かわりばえしないなぁ」となってしまうこともありそうです。もちろん、これは同人だけでなく商業作家なども同じですし、ジャンルや作品といった大きな括りにもいえることではないかと思います。次々と消費されていくアニメ作品とかにも感じることです。(逆にいつまでも人気を維持する作家・作品には感心します)
うちは感想を書くのは好きでも得意ではないと思いますので、なんとか「いつもどおりの面白さ」であっても、魅力的に伝えられたらなと思っていますが、なかなか難しいですね。
で、感想ですが週末か週明けには20〜30冊くらい紹介できればと思っています。