まいさんの日記

まいさんが、趣味的な記事を書くところです。はてなダイアリーの「まいさんの日記」のから引っ越しました。

過去のイベント配置図や中国麻将の話題は、「 まいさんのホームページ DTI版」へ  
Twitter(@maisan_t)もやってます  

PCのグラボ交換の件

 グラボが壊れた件についての簡単な記録と交換に関する備忘録といった感じです。
 故障したグラボは、去年の5月にPCを新調した際から使用していた nvidia RTX2060 のものになります。
 去年のPC新調の時の記事はこちらから


故障したグラボの状況について

 今月上旬から、PCでゲーム(原神)を起動後、しばらくすると突然画面がブラックアウトし、同時にグラボの空冷ファンが激しく回り出すといった現象が起きるようになりました。
 画面がブラックアウトしてしまうので、操作できず、電源ボタンからシャットダウンするしかありません。

 まずはディスプレイドライバの更新を行いましたが、改善せず。
 ちょうど当日の朝はWindowsUpdateでIntel系チップに関するアップデートが適用されていたので、復元ポイントでアップデート前に戻ってみても改善せず。

 次にエラーになるアプリ(原神)を再インストール。このときからはしばらく問題なく動くようになったので、アプリのバグかファイルが壊れてエラー落ちしてたのかな、と思っておりました。
 が、数日経つと再び同様の現象が発生するようになりました。


グラボ故障と確信(原因の切り分け)するまで

 システムログを確認すると、エラー発生時にはPCからグラフィックボードがPCから認識できなくなっている状態だったことを確認できました。

 思い返せば、エラー直後からグラフィックボードが上手く認識できないようなことが度々発生していました。
 例えば、起動時にM/BのBIOSがグラボを認識できない時に出すエラー音(ASUSのM/Bでは「ピー、ピ、ピ、ピ」)が鳴ることがあったり、デュアルディスプレイの片側しか表示されず、使用しているドライバがグラボ(RTX2060)でなくOS標準のものになっている点などですね。このときはデバイスマネージャでRTX2060を認識し直すと復旧していました。

 これまでもグラボの故障というのは何度も経験しておりますが、だいたい画面が全く使えないか、崩れたりするような現象が現れいて、いかにもグラボが故障しているなということが分かることが多かったです。
 今回は特定のアプリ使用中のみのブラックアウトで、他の大部分軽めの3Dゲーム(FallGuysやゴルフゲーム等)、2Dメインのゲーム(ブラウザゲームやプリコネみたいなゲーム)、WEBブラウジングや動画視聴ではトラブル発生していなかったため、グラボの故障という可能性を後回しにしていた感じです。

 結局は、他の重めの3Dゲームも試してみて同様の現象が発生することを確認し、やはりグラボかなと判断した次第です。


グラボの機種選択と購入

 基本的に、うちは3万円台から4万円程度のグラボを狙うことにしています。
 いわゆるミドルレンジで、値段と性能のバランスが取れている価格帯という認識からです。ミドルレンジとはいっても、たいていのゲームは最高描画でも問題ない場合が多いですね。前回のPCの更新の時に買った、RTX 2060 もまさにそんな立ち位置でした。

 さて、今回の機種選定ですが、nVidia系は1年経っても20x0系は大きな変化がなく、かといって30x0系は価格的に範囲外。1xx0系は性能的にちょっと。
 基本的に買い換えでは前回のスペックよりも上位になるようにしていることもあり、RTX2060(SUPER)や、RTX2070を買ってもいいのでしょうが、ここはAMDRadeon系を狙うことにしました。

 候補としては、以下の3系統から。

  1. Radeon RX 5600XT:これまでから少し良い性能。メモリの速度で安い製品・高い製品がある。
  2. Radeon RX 5700 :だいたいRTX2070と同性能。5600XTに比べてちょっと性能が良い。
  3. Radeon RX 5700XT:5700から性能が少々良い。ちょっと消費電力が大きめ。

 あとは、実際に店で見て決めようと思い、ショップにていろいろ確認。
 結局性能と店頭での価格とのバランスが良かった、Radeon RX5700 のものを購入しました。ASUSの「DUAL-RX5700-08G-EVO」で、空冷ファンが2基付いているタイプです。5700RXでは安い方かな。

 購入はいつものTsukumoEX。今回は5年の延長保証をつけることにしました。保証といっても年毎に保証される割合(金額)が少なくなり、年数が経っての故障だと微妙ですが、それでも故障すれば差額分は元が取れそうな価格なので、問題ないでしょう。

 また、いつも店員さんといろいろ話すのですが、今回も面白い話も聞けました。
 「グラボは、10年使えることもあるが、激しめに使うユーザの場合は、1~2年で故障することも多い」「よって、グラボの場合は延長保証はおすすめ。5年くらいなら性能的にも全然使えるし(保証によっては、上位機種を割安で購入できるタイプもあったが、それは選ばなかったことに対して)」「今のグラボ搭載メモリの主流、GDDR6は熱に弱いことも」とかですね。内容は少々不正確かもしれない。

 なんか以前、TsukumoEXの店員のスキルはすごいみたいな記事があったけど、前回も今回もそれはすごく感じましたね。
 その時の記事では電源ユニットの性能やOEM関連の知識だったと記憶していますが、ちょうど今のPCにつけている電源ユニットがその時話題になっていた機種だったのでよく憶えています。その記事も今回の件も、聞きたいと思っていたことや聞いて良かったと思える知識をタイミング良く出してくれるので、知識自慢みたいなところになってないところも良いです。


グラボ交換作業について

 交換前に、今のPCが動いている間にグラフィックドライバをアンインストールしておきます。
設定の「プログラムと機能」から、nVidia関連のドライバとアプリを全削除後、きれいにnVidiaのドライバの痕跡を消してくれるというツールも念のために実行。

 その後、PCの電源を抜き、既存のグラボに付いているケーブル(DisplayPortケーブル、DVIケーブル)を外します。

 さて、新しいグラボをつけようとしたら、ちょっとした問題が発生しました。
 PCケースには、HDDをマウントしている内部ベイがあるのですが、今回のグラフィックカードが少々長いために、僅かながらそこに干渉することが分かりました。現地でもそこまで長くないグラボという紹介で買ったのですが、これまでコンパクトなものばかりを狙っていたこともあり、標準的なものでもうまく入らないといった感じですね。あと、グラボもどんどん大きくなってきてますし。

 幸いにも内部ベイはPCの底面に固定された取り外し可能なタイプで、内部ベイの前面(グラボから逆側)側にかなり余裕がある構造だったため、元々の固定位置から少々前にずらして置くことで、問題なくグラボを取り付けることができました。
 ただ、固定していない内部ベイが何かの拍子にグラボ側に動いて衝撃などを与えたらいけないので、ワイヤーでケース後方(グラボ側)に行かないように結んでおきました。

 さて、グラボを取り付けたあとは、ケーブル類を付け直します。DisplayPortはそのまま接続できましたが、新しいグラボにはDVIポートはありません(DisplayPortとHDMIのみ)。幸いこのDVIケーブルは逆側がHDMI端子になっており、接続先のディスプレイはDVI端子での接続も可能なので、前後を入れ替えて接続可能でした。

 接続後、ドライバをインストール。特に何もトラブル無く使用することができました。
 よく、nVidiaからRadeonのグラボに交換(または逆)だと、トラブルが起きやすいなんて話も聞きましたが、たぶんその話題自体が自作流行だった十年以上昔の認識で、今はそんなこと無いと思います。


現在のPC構成

 現在のPCの構成は以下の通り。
 去年のPC身長以降で変わったのは、今回のグラフィックカードのみになります。

アイテム メーカ・型番 だいたいの税抜価格 備考
PCケース ---- ---- 以前からの流用(何世代も使い回し)
マザーボード ASUS PRIME Z390 PLUS 14000 microATX
CPU intel Corei7-9700K 46000 第9世代 12Mキャッシュ MAX4.9GHz
CPUクーラー サイズ 虎徹 MarkII SCKTT-2000 4000 けっこう静か
メモリ CFD Selection W4U2666BMS-8G(8GB2枚組)x2(計32G) 17000 交換保証付
SSD CFD CSSD-M2B05GPG2VN 10000 結構速い(リード3400MB/s)
グラフィックカード ASUS DUAL-RX5700-08G-EVO 39000 Radeon RX5700
電源ユニット Antec NeoECO Gold NE750G 10000 どっかのOEMって話を聞いた
3.5ベイ用USB3.1ハブ ---- 3000円くらい? 本体前面にUSB3or2の端子を増やす用
OS Windows 10 Home 16000 パッケージ版(OEM版ではない)
光学ドライブ LG BH14NS48 ---- 前回からの流用
キーボード Owltech OWL-KB109C(茶軸) ---- 以前からの流用
マウス Logicool M705 ---- 以前からの流用
ディスプレイ(1) ASUS PB278 ---- 以前からの流用
ディスプレイ(2) Mitsubishi RDT232WX ---- 以前からの流用

 また構成が変わったら記事にしたいと思います。

旅行の行程の備忘録

2020年秋に、原付(二種)にて諏訪地域に旅行したのでその行程の備忘録として。
基本的に観光先より、どこに行くときにどの道路を通ったかの備忘録です。

出発日(10/28)自宅出発は朝の7時過ぎ。

●東京都
 椎名町駅前~(山手通り)~仲宿~(国道17号中山道)~
●埼玉県
 ~(国道17号中山道)~大宮駅前~(県道2号)~堀之内~(産業道路・県道35号)~上尾市日の出~(国道17号中山道)~鴻巣市箕田~(国道17号熊谷バイパス)~熊谷市・玉井IC~(国道17号深谷バイパス)~上武IC~(国道17号深谷バイパス)~深谷市・四拾坂下~(国道17号中山道)~
群馬県
~(国道17号中山道・倉賀野バイパス)~高崎市君が代橋東~(国道18号・中山道・安中バイパス)~横川・おぎのや横川店(休憩)、出発してからおよそ5時間~(国道18号・中山道碓井バイパス)~
●長野県
~(国道18号・碓井バイパス・中山道・北国街道)~小諸市御幸町~(県道78号・佐久小諸線)~小諸市・森山西ローソン(休憩)出発してからおよそ6時間伴~(県道78号・佐久小諸線)~小諸市・耳取南~(県道44号・下仁田浅科線)~佐久市・百沢東~(国道142号)~佐久市・望月~(県道151号・雨境望月線)~(県道40号・諏訪白樺湖小諸線)~立科町・蓼科牧場~(県道40号・ビーナスライン)~(国道152号)~茅野市・湖東新井~(国道152号・メルヘン街道)~茅野市

 茅野市到着は15:30ごろで、所要時間は8時間ほど。このあとはホテルと晩飯で移動したので割愛

観光日(10/29)ホテル出発~ホテル帰還

茅野市
 ホテル~●諏訪大社上社前宮~●諏訪大社上社本宮~(県道16号・岡谷茅野線)~諏訪市・石舟渡~(県道50号・さざなみロード)~(湖岸通り)~下諏訪町・高浜~(国道20号)~●諏訪大社下宮秋宮~(町道御射山道線)~(御射山林道)~●御射山社~(蓼の海公園方面)~(県道40号・諏訪白樺湖小諸線)~霧ヶ峰公園ドライブイン(このあたりでお昼頃)~(県道194号・ビーナスライン)~●旧御射山神社~(県道194号・ビーナスライン)~諏訪市・元町~(国道20号)~(国道142号)~●諏訪大社下社春宮~(県道184号)~(県道185号)~(県道50号・湖岸道路)~(県道487号)~(国道20号・諏訪バイパス)~(国道152号)~茅野市

15時過ぎに市街に戻り、遅めの昼飯を食べてホテルに帰還しました。
なお、仕事関係の電話があり、翌未明にホテルを出ることになりました。

帰京日(10/30)

●長野県
 茅野市~(県道197号)~坂室トンネル先~(国道20号甲州街道)~
山梨県
 ~(国道20号甲州街道)~大月市・大月猿橋駅前のコンビニで休憩・出発して2時間で、距離的にはちょうど中間点~(国道20号甲州街道)~
●神奈川県
 ~(国道20号甲州街道)~
●東京都
 ~(国道20号甲州街道)~(北本通り)~(北野公園通り)~20号方面に左折し損ね、北野公園前のコンビニで休憩~(北野公園通り・八王子方面)~(国道16号)~(国道20号日野バイパス甲州街道)~大原~(環七通り)~丸山陸橋~(都道440号新青梅街道)~帰宅

 所要時間はおよそ5時間半でした。

「第七回博麗神社秋季例大祭」のサークル名入り配置図

こんばんは、まいさんです。

 10月18日にビッグサイトで開催されるる東方イベント、「博麗神社秋季例大祭」 のカタログ(電子書籍版)を購入しましたので、サークル名入りの配置図を作成しました。A4で2枚のPDFになります。
 サークル巡りの参考にして頂ければ幸いです。ミスなど見つかりましたら、ご指摘お願いします。

 さて、サークル名配置図ですがいつも通り、まいさんのホームページDTI版に置いています。下の図をクリックするとそちらへ移動します。

http://www.green.dti.ne.jp/maisan/
「博麗神社秋季例大祭」

 春の例大祭例大祭17)は、新型コロナウイルスの影響で中止になっていましたが、秋季例大祭新型コロナウイルス対策が実施された上でビッグサイト西ホールで開催されることになりました。
 今回のイベント、開場時刻が11:30と少々遅めです。2部制の入れ替え制を予定している様子。配置図にも一応記載しています。
 一方、同日に南ホール(南3・南4)で開催の Comic1 は10:00開場で、入替の話は聞こえてこないですね。

 一般参加者は事前にオンラインでチケットを購入してメールアドレス等を登録する必要があります。
 カタログも、ショップ売りでなく、オンライン配信サイト(BOOK☆WALKER、DLsite、FANZA)にて、電書版が販売されいますが、これは入場には使えません。また、個人的な感想ですが電書版カタログは、ページによってサイズがまちまちなど、あまり出来が良くないなと感じました。とはいえ、情報確認には十分使えます。

 サークル一覧や配置図は、Circle.ms にて公開されていますが、企画や企業、その他いろいろな詳細情報は電書版カタログにのみ載っており、この配置リストの情報もそれを参考にしております。

 さて、サークル配置図の方ですが、今回ソーシャルでスタンス対策として、募集が2sp(長机全面)のみでの募集で、これまでの「合体」や「なかよしコード」などが使えなかったこともあり、通常の2サークル分入る部分が1サークルしか配置されません。そのため、配置図も机(SP番号)単位になっております。
 誕生日席は、通常2sp構成では縦書きにしたりするのですが、今回は横書きです。
 その結果、かなりスペースを節約することができ、(西1ホールなどを見たら分かります通り)通常のイベントでは入らないような範囲を詰め込むことができました。西ホール単館を1枚の収められたので、なかなか使い勝手が良いのでは無いかともいます。
 あと、公式のWEBのサークルには記載がなく、電書版カタログには配置されていたサークルがあったので、それは図に記載しています。
 外周は「あ」と「ぬ」と2つに分かれていますが、成年向けのサークルを「な」~「ね」にまとめるための措置のようですね。西1ホールの一角にまとめる方法はこれまでと同じ措置かな。カタログでも、後半にまとまるので良い措置ですね。

 先日の紅楼夢の配置図に続いての作図となりましたが、両イベントのサークルのソーシャルディスタンスへの対応手法が異なっていて、作図に大きな違いが出たなと感じました。(少々前に作った、名華祭も別の手法でしたね)
 その他にもいくつかイベント参加してますが、「ソーシャルディスタンス」については、イベント毎に様々で面白いところです。配置はほぼ手をつけず(通常通りで)、入場者の管理登録だけってところもありましたし、今回のように配置も管理にもする、管理もメール登録のレベルから、本名連絡先登録まで必要と様々ですね。

 なお、2ページ目には、上階の西3ホール部分(一般入場受付、キッズイラストコンクール展示、東方LostWordイラストコンテスト展示)も小さく記載しています。一般入場待機列もここになるのかな?


 さて、サークル以外の部分ですが、こういう時世ですので、サークル参加は少なめ。
 去年は上階も配置に使っていますし、規模的には半分みたいなところと思います。これは、Comic1も同様な感じでしたが。

 企業も、たとえば「TOHO GAME SHOW」は、例年ならアーケードで音楽ゲームをリリースしているメーカが一同に揃いますが、今回出展する大手はBANDAI NAMCO系列のみです。他の企業に関しても、ちょっと少なめな印象も。例年やっていた縁日、ステージを使った企画、生放送ブースみたいなものもない様子です。

 そういえば、サークルに「上海アリス幻樂団」(あ51)がおりますが、何か頒布物あるのでしょうか。なさそうな予感はしますが。


 さて、そんなとことで。
 うちは、同日の「Comic1」も含めて一般参加予定です。当日のスケジュールとしては、現地に到着後入場用のリストバンドを交換。Comic1の方が開場が早いのでそちらを先に入場(アーリーチケット確保済み)し、それが終わった後に秋季例大祭ですね。

 それでは、皆さん、よろしくお願いします。

「東方紅楼夢(第16回)」サークル名入り配置図

こんばんは、まいさんです。

 10月11日に大阪市インテックス大阪で開催されるる東方イベント、「東方紅楼夢」 のカタログを購入してきましたこともあり、サークル名入りの配置図を作成しました。A4で4枚のPDFになります。

9/27に、公式側でサークルリストの修正があったため、配置図も修正しています。

 サークル名配置図ですがいつも通り、まいさんのホームページDTI版に置いています。下の図をクリックするとそちらへ移動します。

http://www.green.dti.ne.jp/maisan/
「東方紅楼夢16」

 今回も6号館3階のCゾーン(図では右側)とDゾーン(同左側)を使用しており、これは去年と同じになります。
 今回、空きスペースを挟む関係上、結果的に配置を詰めることになりました。(机の数では、前回より多くなっている感じかな)
 図では、縦横の比率がおかしかったり、あるはずのスペースが詰まっていたりで距離感がおかしかったり、、CゾーンとDゾーンとの位置関係がずれていますが、サークルの位置関係が分かればだいたい問題ないと思いますので、これでいいかなと。
 
 なお、配置図では空白でグレーになっているところは、サークル未配置のスペースになります。(カタログにもありますが、ソーシャルディスタンススペース、と呼ぶようです)

 そのため、1SP(長机の半面)のサークルでは、a側にサークルを配置してb側を未配置にしています。2SP(長机全面)のサークルでは、サークルリストにあった連続したスペース番号の若い側にサークルを配置し、大きい番号側を未配置にしています。
 このあたり、勘違いとかあればまた修正するかもしれません。単純なミスもよくあるので、やっぱりサイレントに修正入れていたり、消えてたりするかもしれませんので、その際はご了承ください。

 今回カタログは購入してきましたが、既に告知などもあるとおり、カタログは入場券代わりにはならず、一般参加者もオンラインのチケットを購入する必要がありますので、参加される際は事前に登録&購入しましょう。(当日現地での個人情報登録でも入場可能みたいですが)
 現地では電子チケット確認後、リストバンドと引き換えで入場みたいですね。このあたりの受付がスムーズかどうかですが。

 まだまだ新型コロナの影響がある時期ですが、翌週の秋季例大祭も含めて、久々の大型イベント楽しみたいですね。
 京都合同がなくなったのは残念ですが。

 今回の紅楼夢の旅行ですが、コロナの影響で宿泊がかなり安く確保できたのがラッキーでした。名古屋(名華祭)の時もそういう話していましたね。行き帰りについては、まだ未手配ですが、まあこれはどうにでもなるでしょう。
 では、また次のイベントで。

名華祭への参加レポート(行き帰りなどの旅行関連が多め)

[東方][同人][イベント] 名華祭の参加レポート

 そんなわけで、8/9に名古屋で開催された名華祭に参加してきました。
 今は東京や名古屋などは、新型コロナウイルスの関係であまり遠出などは推奨されない時期ではありますが、開場での対策が万全にされた上で開催することが確定したこともあり、参加してきました。以前より楽しみにしていましたからね。

 前半にイベント参加の簡単なレポート、後半に旅行関係の雑感とかになります。後者が多め。

  • イベント当日

 チェックアウト期限の少々前にホテルを出て、近場の喫茶店で朝食。
 地下鉄とあおなみ線を乗り継いで移動。東山線からあおなみ線は歩く。ホテルからは、桜通線も使えたのでそっちにしておくのも手だったか。
 とりあえず、10:30のあおなみ線に乗車し、11時頃現地到着。

 予め登録していた連絡先登録サイトのチェックインを行い、検温と手の消毒をして会場入り。

 時期的なだけに、欠席のサークルもいますが、7割くらいのサークルは来ていた感じかな。企業さんなどにも欠席がいましたね。
 一般参加者の方は、いつもの半分か以下って感じがしたのですが、いつもがどのくらいかよく憶えていないのと、最初の入れ替えのタイミングで早めに退出したので、最終的な参加状況がどうだったかは不明です。
 サークルさんの新型コロナウイルス対策は、多くのサークルが卓上ポスタースタンドや、ポールなどを工作した遮蔽のシート、マスクにフェイスシールド着用もいたという感じでした。運営側は基本フェイスシールドにマスクという感じだったかな。

 しばらくサークルを見て回ったり、知り合いとお話ししたりしているうちに12時になり開場しました。

 さて、開場しましたらチェックしたサークルを中心に買い物を進めました。
 前回同人イベントに参加したのが去年の冬コミということもあり、この感覚は久しぶりですね。

 中規模の開場とはいえ、チェックしたサークル数と混雑具合では、20分もせずに一通り回ってしまえます。あとはいつも通り、面白い頒布物などを探しながら各島を廻ったりしておりました。今回は新型コロナウイルス対策で、休憩スペースやケータリングなどもなく、また例年楽しみにしていた幻想郷フォーラムなどや、ゲーム大会など見て楽しむ企画が少なく、サークルを一通り巡り、知り合いと話も終わったら、ちょっと手持ち無沙汰になります。

 そんなこんなで、13時に最初の入替が実施。うちもそのあたりのタイミングで退出し、2時ごろには名古屋方面に帰って行きました。

 それほど長く滞在したわけではないですが、参加している人たちからは、いつもの同人即売会ならではの賑わいと熱気を感じました。
 参加することで、思った以上に楽しさを思い出した感じでした。

  • 宿泊の件

 いつもは、遠征時でも旅行の際には、安めの全国チェーンのビジネスホテルを使っています。名古屋や関西のイベントはここ数年ずっとこのホテルを選んでいたという感じです。ここは会員だとかなり前から予約が取れることもあり、イベントが観光シーズンと重なっても余裕を持って予約ができることもあります。特に日程が予め確定しているイベント合わせな場合は夕ですね。
 さらに、去年くらいまでは海外からの旅行者が急増していて軒並みホテル価格が高騰する中、価格もほぼ変更しないこのホテルは魅力的な選択肢でした。

 しかし、昨今の新型コロナの影響で宿泊業界は落ち込み、格安の値段設定をしてくるホテルが多数出てきました。
 普段では1万円にとどくような価格をしそうなホテルがこの時期だと3~4千円台などと通常の半額以下いった感じです。一方、定宿としていたのホテルチェーンは基本値下げほぼなく、通常では安めな宿泊料金が値引きのホテル2泊分程度の状況になっていました。
 しかも今だと予約は幾らでも取れる(というか予約が埋まらないからその値段になる)状況です。

 そうなると、他の会員サービスの利点を考えても、格安設定のホテルを選びましょうとなりますね。
 そんなわけで、今回は中心部のホテル(これも全国チェーン)に2連泊。
 実際、元のチェーン系ホテルに比較すると、価格は約半額になりました。2泊で税込み6000円ちょっとです。なお、いつもはそれなりの価格のホテルであるため、部屋の設備や備え付けのいろいろは、これまでのチェーンと比較するとかなりグレードが上がった印象ですね。
 可能なら前泊+後泊2泊の3連泊にしようとしたのですが、人気のある条件の部屋だったため、3連泊目は埋まっておりそれは断念。


 また同様に、10月の紅楼夢(大阪)、11月の京都合同の前泊も、いつものチェーンからそれぞれ別途予約を振り替えることになりそうです。

 大阪の方は、既に予約を入れていて、元々予定していたチェーンの半額以下で別のホテルにしました。(名古屋で予約したホテルと同じ系列でした)

 京都は価格でいえば2~3割ほどしか下がりませんが、通常であれば11月のハイシーズンで、市内中心部で4~5千円の価格が見つかるというのは驚きです。
 ただし大阪で探す方が1000円以上安くなるところも多く、京都までの交通費を考えても明らかにお得…。しかもイベント開始時刻が遅いので遠方でも気にならない、となれば大阪で探そうかなとも思っています。(こちらはまだこれから決める予定)
 以前のチェーンだったら、京都と大阪でほぼ差もなかったので、そういう考えにはならなかったのですが。

  • 交通手段

 今回、東京~名古屋の往復には、高速バスを利用しました。
 行きは、朝に出て夕方に到着する昼行バス。帰りは夜行バスです。どちらも四列シートですが、四列シートとしては、前後ゆったりな感覚があるのをウリとしているバス会社の便でした。片道2000円ほど(行きも帰りも)。

 四列シートは、あまり使った事がないのですが、基本車中では寝ているので、寝てたらいつの間にか付いていたという感じで、よく聞く「乗ってたら余計疲れた」みたいなものはありませんでした。四列シートは隣が居るため、足を組んだりとかか、無闇に体を動かすような姿勢はできませんが、三列シートも四列シートも、座席に収まってしまえばほぼ違いはありません。今回は窓側と通路側を区切るような設備?もあったので、更に気にならず。このあたりは慣れもあるかも。(うちは高速バスをよく使うので)
 あと、旅行用の首に巻く空気枕みたいなのを用意していたのが良かったです。

 最後ですが、四列の高速バスの場合で座席指定ができないタイプで座席の振り方ですが、基本的に、途中からの乗る人早く降りる人は通路側に来て、始発から乗る人や終点まで乗る人が窓側に来やすいです。四列シートだと、窓側席の人の乗降では通路側の席の人が一旦席を立たないといけませんからね。そういうのはできるだけ避けたいでしょうし。
 例えば、新宿で乗る人は、TDL(始発)→東京駅→新宿→ のように経由してくるバスでは通路側になりやすく、新宿(始発)→渋谷→横浜→ のようなバスでは窓側になりやすいということですね。まあ、乗る便などで選べないこともあると思いますが、そんな感じです。

第16回東方Projectの人気投票、人妖部門上位の得票率の推移

 先週投票が行われた、第16回東方Projectの人気投票の結果から人妖部門について、ポイント率(全ポイントのうち該当キャラに投票されたポイント数の割合)についての推移をグラフを作成しました。
 今回も人妖部門以外はグラフは作ってません。

 今回は終了直後、すぐに速報で順位が公表されましたので、すでに順位の推移などについては確認されたりしていると思います。
 こちらのグラフでは順位とポイント数の獲得率(ポイント率)の変動を見るために作成しました。

 総ポイント数は投票者数によって毎回変動しますが、ポイント率は全ポイントのうち対象者が何%のポイントを獲得しているのかを表し、いわゆる得票率・支持率の指標になるかと思います。
 また、順位だけの比較では判りにくい、他のキャラとの位置関係などや、相対的な人気の推移が判りやすいかなと思います。

 今回も前回までのグラフに付け加え、今回の上位50キャラ推移を記載しました。
 かなりグラフは雑に作っております。正確な順位やポイントを知りたい方は、上記のサイトを見て下さいね。

 下記のグラフの画像をクリックすると拡大表示します。(クリックしただけだと、ブラウザの横幅サイズまでしか拡大されませんので、原寸で見たい方は画像のみを表示させる操作をしてください。なお元画像は、4500x1440と、かなり画像がでかいので注意です)
http://www.green.dti.ne.jp/maisan/img/ninki16.png

 20位以下はかなり詰まっていて、キャラクター名と線(矢印)が見辛くなっています。
 線の傾きとキャラクター名の文字の傾きを合わせているので、増減についてはキャラ名の傾きでも判断して頂ければ。


 さて、感想及び上位の方を見ていきたいと思います。

  • 総投票数
    • 前回と同じく7キャラ(1キャラは一推し)への投票のため、一人あたりの投票数は変わりませんが、全体の投票数が1.405倍程度に増えています。驚きの大量増加ですよ。前回がかなり少ない状況だったこともありその反動もあるでしょうが、多分に新規参加が大きく増えていると予想されます。
  • 急上昇組
    • 上位50位内で目立って得票数が伸びたキャラは、妖夢(1位)・こいし(3位)、魔理沙(4位)、フラン(5位)、レミリア(6位)、咲夜(7位)、妹紅(9位)、幽々子(13位)、鈴仙(14位)、諏訪子(21位)、神子(29位)、萃香(31位)、茨木華扇(35位)あたりでしょうか。諏訪子、神子、萃香、華扇あたりはちょっとこれという理由が思いつきません。
  • 急下降組
    • 同じく上位で大きく下降したキャラ。霊夢(2位)、アリス(11位)、紫(15位)、天子(16位)、紫苑(30位)、サグメ(40位)、ヘカーティア(42位)、クラウンピース(44位)ですね。今回50位以下に落ちたキャラでは、ドレミー(51位)、女苑(55位)も大きく下降していました。作品が出て少々経った作品(紺珠伝、天空璋、など)のキャラが新登場時の勢いを保てず下降するのは分かるのですが、上位のアリスや紫、天子あたりが他に比べて大きく下がるというのはこれまたよく判らないところです。新規層に人気がないのでしょうか…。
  • BIG7
    • 最上位グループの7キャラ(霊夢魔理沙、咲夜、レミリア、フラン、妖夢、こいし)は2015年以降はこの中での順位の入れ替わりはありますが、8位以下とは入れ替わりがありません。特に最近は7位と8位にギャップ(ポイントの大きな差)がある状態です。このトップ集団の状況は毎回注目していますが、今回は更に8位以下との差を広げて圧倒的な状況になっているようです。この結果から人気キャラに票がより集まる状況が見えてきます。票数の増加の主原因と考えられる新規参入層に人気があるキャラなのでしょうね。
  • 1位:魂魄妖夢
    • 驚きの高得票率で初の一位を獲得。前回も4位→3位と上昇していましたが、今回一気に1位に。ポイントの増加がもっとも高いキャラです。ここ数回は霊夢が2位に大差を付けてトップをキープしていたので、ここが入れ変わるというのは予想していませんでした。人気の要因としては、昨年の新作「東方鬼形獣」の自機になったり、最近配信が始まった「東方ロストワード」で使い勝手の良いキャラであった、といったのが要因なのでしょうか。特に後者は直前の話題なので、影響が強かったかも。
  • 2位:博麗霊夢
    • 2位陥落。最上位グループの中では、得票率を落としています。とはいえ、微減で2位は確保。次回以降の動向がもっとも気になるキャラになりました。
  • 3位:古明地こいし
    • 大きく伸ばして、魔理沙と入れ替わりの3位に。過去にはトップも取っている人気キャラですが、今回大きく伸ばした要因はちょっと思いつかないです。
  • 4位:霧雨魔理沙
    • 前回より2位順位を落としてはいますが、得票率は伸びております。魔理沙が伸ばした以上に、妖夢とこいしが伸びたという状況により作られた順位になりますね。
  • 5位・6位:フラン・レミリア
    • ここ4回はこの姉妹は隣り合った順位となっております。前回はレミリアが上位で下はフランが今回は入れ替わり。とはいえ、差はほとんどありません。
  • 7位:十六夜咲夜
    • 前回と同じく7位。最上位の7キャラのうち,順位の変動がなかったのは咲夜だけ。
  • 8~11位
    • この4キャラの第二グループとも呼べる集団は、2015年よりグループ内で入れ替わりはありますが、上下(7位以上、12位以下)とは入れ変わりがありません。ここ数年は7位から少々離された位置にある8位の古明地さとり、9~11位はアリス・文・妹紅が接戦で12位とはギャップがあった状態でした。今回11位と12位以下がは急接近で、順位こそ入れ替わっていませんがひとつに融合して締まった状態です。
  • 11位:アリス
    • 上に書いたグループ内で目立った動きは11位のアリスの急落でしょう。何か票が減る原因ってありましたかねえ?
  • 今回初登場の新キャラ
    • 東方鬼形獣では、埴安神袿姫(36位)、吉弔八千慧(46位)が50位以内、庭渡久侘歌(56位)、杖刀偶磨弓(68位)、驪駒早鬼(76位)、牛崎潤美(121位)、戎瓔花(125位)。書籍では、奥野田美宵(93位)など。カワウソ霊とかは省略。次回以降どこまで残るか、もしくは上位に入ってくるか注目したいところ。古明地こいしのように、登場後数年はそれほどの位置にいなかったキャラが後なって爆発的に人気が出ることもあるので、どうなるか分かりません。
  • 50位:鍵山雛
    • 今回の人気投票で前回の51位以下から50位以内に登場した唯一のキャラです。とはいえ、ポイント数は少々減少しているので、より減少したキャラ(ドレミー、影狼、女苑)に押し出されて50位にランクインした感じです。

それでは、こんなところで。
図に間違い等あったらご指摘よろしくです。

なお、うちの投票先はこんな感じでした。(順位の高い方から)

  1. パチュリー(18位):一推し
  2. 茨木華扇(35位)
  3. 少名針妙丸(67位)
  4. 因幡てゐ(74位)
  5. 秋静葉(96位)
  6. スターサファイア(101位)
  7. 綿月豊姫(114位)

自宅回線のIPv6(IPoE)対応と回線増速(ギガ化)

[日記] 自宅回線のIPv6(IPoE)対応と回線増速(ギガ化)

 今月の中頃よりやっていた、回線状況の改善についての覚え書きです。
 ちょっと長文。内容は、IPv6化準備 → NTTにIPv6申し込み → ISPIPv6申し込み → IPv6化 → ギガ回線申し込み → 申し込み後のやりとり → 機器交換と開通、といった流れで記載しています。


 さて、切り替える前のうちのネット回線は、特に20時~23時くらいのニコ生の配信番組、YouTubeLiveなどの配信などで重くなることが顕著で、せっかくの光回線なのに画質を低くしないとまともに見られない、もしくは最低画質でも一瞬止まることが頻繁に発生するような状況になってきました。プレミアム会員登録やチャンネル登録しててももったいない状況。

 改善方法としてはいろいろありますが、割と簡単にできる方法として、IPv6の対応と回線増速を行うことにしました。
 ISP契約は、特に速度によってコースなどが変わらないので変更なしです。

 なお、変更前の回線プランは「フレッツ光ネクスト マンション ハイスピードタイプ」の光配線方式でした。下り200Mbps・上り100Mbps。

とりあえず結論から

  • 回線変更前
    • NTT回線契約:フレッツ光ネクスト マンション ハイスピードタイプ(光配線)
    • プロバイダ契約:DTIのシンプル(ISP契約のみのプラン)
    • 夜間(混雑時間帯)の状況:ニコ生、YouTubeライブは高画質は不可。最低画質でも停止多発。何度も手動リロードしていた
    • 混雑時間帯の回線速度:下り10Mbps程度で、1Mbps以下になることも。上りは数十Mbpsあった
    • 空いている時間帯の回線速度:下り150Mbps、上り90Mbps程度で、回線の契約速度に近い
  • IPv6(IPoE)化後
    • NTT回線契約:同上の契約に「フレッツv6オプション」を追加申し込み(無料)
    • プロバイダ契約:上記プランだが、接続方式をiPv4 PPPoEからIPv6(IPoE)に変更(無料)
    • 夜間(混雑時間帯)の状況:ほぼストレス無くなり、2窓同時視聴なども出来るようになり、頻繁な一時停止もほとんど発生しなくなった。(ただし、全くなくなったわけではなく、ラグなどは発生することも)
    • 混雑時間帯の回線速度:下り上りとも100Mbps程度に。特に下りの速度が大幅改善
    • 空いている時間帯の回線速度:下りが400Mbpsくらいまで上昇、上りは100Mbps程度
  • 回線増速(ギガ)後
    • NTT回線契約:フレッツ光ネクスト ギガマンション スマートタイプ(光配線)
    • プロバイダ契約:※同上
    • 夜間(混雑時間帯)の状況:※同上
    • 混雑時間帯の回線速度:※同上
    • 空いている時間帯の回線速度:下り、上りとも500Mbpsくらいまに上昇

まずは結果だけ、詳細について知りたければ以下を読んでね。

まずは、IPv6(IPoE)対応

IPv6IPv6(IPoE)や、その技術である「IPv4 over IPv6」)について、IPv6(IPoE)で早くなる技術的説明はここではしません。

 現在のISPDTI)の場合、「IPv6(IPoE)サービス」の申し込みを行いますが、申し込むとIPv6の接続方式としてIPoE方式の「OCNバーチャルコネクト」という技術を使用するようです。まずは自宅のルータ等がこれに対応しているか確認します。

 うちの自宅のネットワーク機器の構成は、ONU機能のある「PR-S300HI」というホームゲートウェイ(HGW)でひかり電話を使用。このHGWではルータ機能は使用せず、配下にNECプラットフォームズ製の無線LANルータを接続し、PPPoE接続をしておりました。しかし、この無線LANルータは、OCNバーチャルコネクトには対応しておりません。一方で、HGW本体は対応機種のようです。

自宅ネットワーク機器の準備

 そのため、まずネットワーク構成を変更します。
 HGWをPPPoEルータとして使用するように設定。無線LANルータは、無線LANアクセスポイントとしてゲートウェイモードで動作するように変更しました。
 この状態で通信が出来ることを確認、移行準備が整いました。
 実際はこの作業が必要だったかどうか分かりませんが、もっとも外(回線)側の機器を対象の機器かつ、インターネット接続設定で使用している状態にした方がいいのかもという判断です。

NTTをIPv6対応に

 フレッツの回線側でIPv6が出来るように「フレッツ・v6オプション」を申し込みます。回線契約時の書類「開通のご案内」を手元に用意しておきます。
 NTTの「サービス情報サイト(昔のフレッツスクエア)」で申し込めば工事費用やらがかからないため、そちらに接続して申し込みを行います。サービス情報サイトへのアクセスは、通常のインターネット契約とは違うPPPoEの登録が必要ですので、ちょっと時間がかかりましたが、問題なく接続と申し込みが出来ました。
 調べたところによると申し込み後、早ければ2時間程度で有効になるとのことでした。

プロバイダ側をIPv6対応に

 プロバイダ(DTI)の会員向けサービスのページから、IPv6サービスの申し込みを選択します。このとき、必要な機器を所持しているか、その機械はHGWか他のルータかの選択、NTTの回線契約情報の登録などがありました。なお、このタイミングでNTTの「フレッツ・v6オプション」に無料で同時申込も出来ることは事前に知っていましたが、先に書いたようにNTTに直接申し込めば即対応するのに対し、ISPからの申し込みだとある程度のタイムラグが発生すると予想されたため、このサービスは使用しませんでした。
 こちらの契約は、翌日には完了するとのことでした。(実際には申し込んで数時間後に有効になり、当日中にIpv6(IPoE)対応の通信環境になりました)

申し込みから開通まで

 申し込んでから、実際にIPv6(IPoE)対応の回線が使用できるまでの流れですが、申込時に回線IDと接続機器(HGW)を申請しており、HGWはNTT側から接続回線の設定変更が可能なので、こちらでHGW等にログインしたりしての設定変更はする必要がありません。

 HGW内の設定がどのように変わったかを比較した感じでは、以下のようになっていました。

  • メニューの「基本設定」の下にある「接続先設定(IPv4 PPPoE)」に設定していたメインセッションのPPPoE接続が切断され、こちらで有効には出来ない状態で無効(グレーアウト)になる。
  • メニューの「基本設定」の下にある「接続先設定(IPv6 PPPoE)」が消えた

 ルータの接続先設定は使われなくなっているため、IPv6(IPoE)で接続しているかはわかりにくい状態です。

IPv6(IPoE)化による環境の変化と最高通信速度の件

 通信回線のIPv6(IPoE)化による通信環境の改善ですが、こちらは確実に改善しました。
 夜間の20時以降に、ニコニコ生放送やYouTubeLiveの配信を同時に視聴しても、それなりに高画質でほぼ止まることなく視聴できるようになりました。
 インターネットの速度計測を行うと、混雑時間帯でも下り100Mbpsに近い数字が出ます(これまでは10Mbpsを割るような状態だった)。
 深夜や朝、日中などの比較的空いている時間帯では、下り350Mbps、上り100Mbps程度の速度が出るようです。

 ここで、下り200Mbps契約の「フレッツ光ネクスト マンション ハイスピードタイプ」なのに、それ以上の速度が出ていることが分かります。
 ハイスピードタイプの200Mbps契約は、WAN側の光のリンク速度が1Gbpsのものを、NTT側で下り200Mbpsに帯域制限しているタイプで、IPv6(IPoE)接続になるとここの帯域制限の対象外になります。
 よって、200Mbps契約でも1Gbps契約と同じような速度が出るのです。なお、上りの100Mbpsは変わらないようでした(IPv6(IPoE)にしても変化なし)。

 なお、ここまでのIPv6(IPoE)対応は無料ですね。

次に回線増速です。

 IPv6(IPoE)対応で、回線状況が大幅に改善したため、回線1Gbpsへの増速はしなくても良いような状態になりましたが、とりあえず申し込みをしていたのでこちらについても進めました。
 ここからの対応は有料や料金の変更があります。
 結果だけ書きますと切替する工事料金が2000円。月額料金が毎月500円アップになります。

回線切替申込

 先ほども使った「サービス情報サイト」で、回線プラン変更を申し込みます。
 1Gbps対応のコースは、うちのような集合住宅の場合、ルータや電話機能が無いONUをレンタルする「マンション・ギガラインタイプ」と、無線LANひかり電話対応HGWをレンタルする「ギガマンション・スマートタイプ」の2種類がありますが、うちはひかり電話を使っているので、後者を選択することになります。(ギガラインタイプでひかり電話装置をレンタルという方法もありますが、スマートタイプより毎月の費用が高くなります)
 回線工事日は申し込める段階での最短の日を選択。9営業日先のようです。
 なお、申し込み段階ではこのあたりを充分に把握していなかったため、「ギガラインタイプ」で申し込みを行っており、後に変更することになりました。そのあたりは下記で。

申し込みから開通前まで

 ネットで申し込みから、5日後くらいにNTTよりメールが届き、申し込みに関しての確認事項があるためNTTの指定のURL(ユーザ個別へのお知らせサイト)へ接続するように案内されました。
 認事項の内容は、「ギガラインを申込んでいるが、ひかり電話契約をしているのでスマートタイプの方をおすすめする、2年割などで割引も一緒にどうか。特に連絡が無ければ申込内容(ギガライン)で進めることになるので、変更を希望される場合はNTTに連絡を」といったものでした。
 早速、お知らせに載っていたNTTの担当者に連絡を取り、現状に沿った契約(スマートタイプ、2年割の適用)に変更しました。
 このときの連絡で、今後の予定なども確認。工事が訪問なしの局内工事(無派遣工事)であること、新しいHGWが4日後(申込日から7日後)に届くこと、回線切り替えが8日後の午前中に行われるため、それ以降にHGWを交換すると、30分程度でNTT側で機器が切り替わったことを認識して回線が開通する等が分かりました。
 また、IPv6を使用していることについて何か注意する点が無いかについても確認もしてみましたが、IPv6は回線IDに紐付いている契約のため、HGWの交換を行っても特に設定や契約の変更や申し込みは不要とのお話でした。
 なお、契約を見直したことによる工事日の延長等は発生しませんでした。

 新しいHGW一式は予定通りのスケジュールでゆうパックにて届きました。届いた機材の内容は下記の通りでした。

  • ホームゲートウェイ「RX-600KI」
  • 無線LAN子機「SC-40NE<2>」
  • 小型ONU「GE-PON<FA>A SFP-ONU<1>S」
  • 宅内配線用光ケーブル
  • 既存のHGW一式の返却用袋や伝票
開通日の設置作業

 時間がきたので、届いた機材を開けて作業に入りました。

 まず、新しいHGWに無線LAN子機を差し込みます。RX-600KIは、無線LAN機能(5GHz帯、IEEE802.11a/n/ac)が内蔵されており、2.4GHz帯の子機「SC-40NE<2>」を挿すことで同周波数帯の IEEE802.11b/g/n とともに無線LANが使用できるような機種です。なお、子機を挿さないとHGW内蔵の無線LAN機能も使えないというのはNTTのHGWの共通仕様ですね。
 また、RX-600KIにはONU機能は無いため、同梱されいていた小型ONUをHGWの専用のLINE端子に接続します。小型ONUは縦横1cm角で大きさは長さ7~8cmくらいの小さな棒状で、片方が光ケーブル(コネクタ)の挿し口があり、逆側はHGW側に挿すコネクタです。予めHGWに差し込んでおきます。

 次に、既存のHGWを取り外します。電源(ACアダプタ)を抜き、LANケーブルと電話線を外します。次に、ひかり電話に接続されている光ケーブルのコネクタを注意深く抜き取ります。自宅にある光ケーブルは、Bフレッツの頃よく使われていた、曲がりやねじりに弱い堅さのあるケーブルなので、外したあともねじれたり折れたりしないように注意しなければいけません。

 なお、荷物にあった宅内配線用光ケーブルですが、宅内に光コンセントがある場合は、そことONUを接続するものですが、うちの場合は、光コンセントや光成端箱(光コンセントのローゼットみたいな、タバコの箱くらいの大きさの器具)がなく、屋外からの光ケーブルにそのまま光コネクタが付いてONUに刺さっていたタイプでしたので、このケーブルの交換は出来ませんでした。

 既存のHWGから外したLANケーブル、電話線、光ケーブルを新しいHGWに接続したら、ACアダプタをさして電源を入れます。
 ここから光回線がリンクするまでしばらくは待機です。

 なお、今回無線LAN機能がHGWに付いたことにより、アクセスポイントとして使用していたNEC無線LANルータの方は取り外すことにしました。
 今回のHGWの無線LAN機能ですが、最新のIEEE802.11ax(Wi-Fi6)等には対応していませんが、5GHz帯は4x4ストリームで、IEEE802.11acなら最大1,733Mbps、IEEE802.11nなら600Mbpsと高速です。ただし、2.4GHz帯用の子機は古いタイプのため、IEEE802.11nでも300Mbpsとのこと。

 取り外した無線ルータとのスペックの比較だと、5GHzはHGWが高速だけど、2.4GHz帯はHGWが低速。
 これまでAPは普段スマホ等を扱う居室内にい置いていたけど、HGWは隣の部屋。今は、ふすまは開けているのですぐ横にあるようなものだけど、冷房などを入れて部屋を閉め切った場合は速度が落ちるかもしれません。
 このあたりで無線の使い勝手が悪く感じるようになったら、HGWの無線を切って無線LANのAPを復活させるか、両方とも有効にしてローミング的に使うかも考えたいところです。

開通と設定作業、動作確認

 電源を入れたからしばらくの間は、PCから新しいHGWに接続しても「接続回線探索中」と出て設定画面に進めませんでしたが、30分ほどすると光の接続が復活したようで、HGWにログインできるようになりました。
 最初に機器設定用パスワードを登録。次の画面で利用タイプとのことで、インターネット接続先を設定をするかどうか質問されたので、ここでは「インターネット接続先を設定しない」に設定を行います。通常のPPPoE接続であればここで接続アカウントとパスワードを入力しますが、IPv6(IPoE)であれば前のHGWでも結局無効にされるので、ここは入れないでも問題ありません。

 次に無線LANWi-Fi)の設定を変更します。
 2.4GHz帯も5GHz帯も、デフォルトのSSID/パスワードから、これまでの無線APで使用していたものに変更します。
 無事、スマートフォンタブレットWi-Fiからリンクが取れたので無線LAN設定は終了。HGW側の設定するところはこれくらいですが、ログアウトする前に、設定をファイルに保存しておきました。

 しばらくすると、回線切り替え時から動作が止まっていたTwitterクライアントが、最新のTLを取得したのを見て、通信の復旧を確認。
 一通りあちこちのサイトを巡って問題ないことを確認して作業は終了しました。

 通信速度の計測をしましたが、下りは300~400Mbpsあたりで大きな変化はなし。上りは、これまでの帯域の100Mbpsの制限が外れたため下り寄りも少し早めの500Mbpに近いところになりました。
回線速度(下り434.4Mbps、上り483.3Mbps)

 以上で作業は終了。
 しばらく使って問題なければ、既存のHGWを所定の手順で返却すれば完全に終了です。


 回線IPv6(IPoE)化や回線増速の参考になればいいかなと思います。